コラム

Column

03

睡眠

COLUMN 02

大人と違う赤ちゃんの睡眠

赤ちゃんの睡眠時間にはばらつきがある

赤ちゃんは「寝るのが仕事」と言っても過言ではありません。赤ちゃんの脳やからだの発達には、睡眠がとても大切です。
アメリカの国立睡眠財団は、睡眠と健康に関する多くのデータや研究にもとづいて、生後0〜3ヶ月の赤ちゃんは、睡眠を14〜17時間を取るよう推奨しています1)。ただ、許容範囲(11〜19時間)も設定しており、この数字からわかるように赤ちゃんによって、睡眠時間に結構なばらつきがあることも事実です。そのため、「うちの子はあまり寝ない」「他の子よりも寝ている」などと思うかもしれませんが、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。
一方で、寝ているのではなく、体調を崩してぐったりしていることがあります。「いつもに比べて元気がない」「ぐったりしている」「母乳/ミルクの飲みが悪い」などちょっとした赤ちゃんの変化に気づくのは、日々赤ちゃんと一緒に過ごしているママやご家族の方です。赤ちゃんの一番の理解者は、医療者ではなく、いつもそばで赤ちゃんをみているママやご家族なのです。 いつもと違う変化を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。

赤ちゃんの特殊な睡眠サイクル

生まれたばかりの赤ちゃんは脳が未発達なため、睡眠が浅いことがわかっています。私たちの睡眠には、「浅い睡眠(レム睡眠)」と「深い睡眠(ノンレム睡眠)」がありますが、大人の場合は、95%が深い睡眠であるのに対して、赤ちゃんでは50%ほど2)。 睡眠周期は、大人が90分、赤ちゃんが60分ほどです。
大人は周期ごとに目覚めることなく、次の睡眠サイクルに移ることができますが、赤ちゃんはそうはいきません。大人のように続けて眠るサイクルがないため、睡眠が浅くなった時に目が覚めてしまうことがよくあります。さらに、生まれてすぐの赤ちゃんは、昼夜のリズムもできていません。生後3〜6ヶ月になると、少しずつ昼夜のリズムが整ってくるといわれています。

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