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尿回数は体重が増え始めるまで少なめで、資料によって差がありますが、生後5日まで生後日数に1を足した回数以上(生後2日目なら3回以上)が目安です。生後4日までに尿が6回以上出ていれば、効果的に母乳を飲めていると考えられます。飲む量が増えると回数も増え、生後3ヶ月までは1日15-20回と何回もオムツを替えます。
便は個人差が大きく、オムツ替えのたびに便がある赤ちゃんもいれば、2-3日に1回の赤ちゃんもいます。
〈参考文献〉
生後初めて出す便は、ネバっとした黒緑色の胎便で、退院するまでに黄色っぽい便へ変化します。
胎便のにおいは無臭に近く、その後、ビフィズス菌が増えるとともに酸っぱいにおいがします。特に母乳の赤ちゃんの便はビフィズス菌が多く、甘酸っぱいにおいです。
便が緑色だったり、ツブツブが混じる便を見ても、驚く必要はありません。便が酸素と触れ合うと、緑色になることがあり、ツブツブは、脂肪やカルシウムです。
〈参考文献〉
大丈夫です。下痢かと心配しがちですが、特に母乳の赤ちゃんの便は、くしゃみで出てしまうぐらい柔らかいことがあります。普段の赤ちゃんの便をよく観察しておきましょう。
普段の便よりゆるいときは、赤ちゃんの機嫌や活気、飲み方、尿の回数や色、熱などを観察し、1つでも気になることがあれば受診しましょう。
また、便がゆるいときは、オムツから便が背中や足元へもれ出ることがあるので注意しましょう。
〈参考文献〉
あります。便秘は、便が滞ったり、出にくかったりする状態です。便がたまると、赤ちゃんの機嫌や飲み方に影響します。1日数回の便が出ていても、便の量が少なく機嫌や飲みが悪い時は、便秘かもしれません。毎日出ていないくても、1回量が多く、機嫌や飲みが良ければ、便秘ではありません。
便が出にくい時に血便が出る、コーヒーの残りカスのようなものを吐く、痛がる、泣き止まない、発熱があるときは、すぐに受診しましょう。
▼もっと詳しく知る
〈参考文献〉
色が白、赤、黒(生まれてすぐの胎便とは違います)の便には注意が必要です。
いつもは黄色や茶色(時に緑色)の便だったのに、白っぽい便をしている時は、胆道閉鎖症などの可能性があります。母子手帳についている便色カードを参考にして、自然光のもとで便の色を観察しましょう。また、赤色の便や黒色の便のときは、出血が混じっている時があります。
受診には、便がついたオムツを袋に入れて持って行きましょう。
〈参考文献〉
尿の色は透明から濃い黄色までさまざまですが、オムツのぬれた部分全体が、血液やコーラの色の尿で染まっている時、そのオムツを持って受診しましょう。
成長するにつれ、尿の回数が少なくなるのは問題ありません。ただ、いつものペースでオムツを替えているのに、尿を全く、ほとんどしていないことが続いたら注意です。その時に活気がない、口が乾いている、発熱や嘔吐、下痢があるときは、すぐに受診しましょう。
例えば、尿酸塩尿と新生児月経です。
オムツにレンガ色やピンク色のものがつくことがあります。尿に含まれる尿酸塩が結晶になったもので、特に問題はありません。体調が良いなら十分に授乳し、様子をみましょう。続く時は受診しましょう。
新生児月経は、子宮の中でママのホルモンの影響を受け、新生児の女の子の膣から少量の血が出たものです。治療は必要ありませんが、出血量が増える、長く続く時は受診しましょう。
①こまめに替えましょう。オムツは蒸れやすく、尿や便が混じると肌を刺激します。
②やさしく拭きましょう。また、皮膚が少しでも赤くなったら、おしりを洗うのも良いです。
③おしりの下に手を入れ、おしりを上げましょう。足首を持ちあげると、股関節を脱臼させてしまうことも。
④オムツのゆとりは、お腹周りに大人の「指2本」、太もも周りに「指1本」。便がオムツの外へもれないように、オムツのギャザーは立てましょう。
オムツかぶれは、おしりや足の付け根、陰部に炎症を起こし、赤くなった状態です。おしりを拭くと、赤ちゃんがぐずることも。赤ちゃんの肌はデリケート。気をつけてもなりやすく、ママやパパを悩ませます。
対策は、皮膚を乾燥&清潔に保つこと。石鹸でゴシゴシこするのは厳禁です。ぬるま湯で優しく洗い流し水分をふき取ると、細かな便も洗い流せます。オムツ替えでオムツをつけない時間を少しでも作ると、皮膚を乾燥させやすいです。
〈参考文献〉
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オムツ替えで大変なのはCMのように大人しく替えさせてくれないことやうんちがもれたときの洗濯の多さでした。オムツ替えの途中で足を動かしてうんちがひろがってしまったり…そんなこともありますが、排せつは健康のバロメーターです。しっかり学んでおきましょう。