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副作用は心配ですよね。ただ、日本は衛生環境が良くても、いずれ保育所や幼稚園など集団生活に入ります。予防接種をすることで、その病気に 1. 赤ちゃんがかかりにくくなる、2. かかっても症状が軽くてすむ、3. 社会全体がかかりにくくなる、という効果があります。接種するワクチンのメリットや副作用を医師と相談し、理解してから接種しましょう。
〈参考文献〉
日本では早いもので、ロタウイルスワクチンが生後2ヶ月から始まります。予防接種は、種類が多いだけでなく、1つの種類でも複数回接種するものもあり、想像以上の回数に。
産後は育児で大変な時期なので、妊娠中から近隣のかかりつけ小児科医をどこにするか情報収集し、1ヶ月健診ぐらいを目安にかかりつけ小児科医に連絡して、接種スケジュールを立てるようにしましょう。
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〈参考文献〉
アメリカでは、6種類のワクチンを同時に接種することがあります。厚労省は同時接種について慎重姿勢ですが、ワクチンで予防できる病気から早く守られること、保護者の時間・経済的負担が減ることから、日本小児科学会は一般的な医療として必要だと考えています。保護者の考え、流行状況、予防接種スケジュールの過密さ、リスクなどを考慮して、医師と一緒に決めましょう。
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〈参考文献〉
おっぱいや赤ちゃんの様子を観察してみましょう。
赤ちゃんが母乳をよく飲んでいれば、尿や便をよく出します。授乳した時間とともに、尿や便が出た時間を記録しておきましょう。また、授乳中に赤ちゃんの飲んでいる音が聞こえたり、赤ちゃんの皮膚がみずみずしかったり、授乳中に飲んでいないほうのおっぱいから母乳が出てきたりするのも良いサインです。
〈参考文献〉
出産直後は十分な母乳が出ないママがほとんどです。なぜなら赤ちゃんがおっぱいを吸うことで母乳を作る/出すホルモンが良く出て、少しずつ母乳が増えていくためです。出産直後から少なくとも1日に8-12回以上、頻回に授乳することが大切です。
特に夜は、母乳を作るホルモンの反応が良く、夜間授乳することは理にかなっています。産院のスタッフ、パートナーや周囲のサポートを受けて頻回授乳を乗り切りましょう。
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〈参考文献〉
体質や既往歴によって出ない人もいます。胎盤の一部分が子宮に残っている場合や乳腺の発育が不十分な場合、多嚢胞性卵巣症候群や過去のおっぱい手術の経験がある場合など、母乳が作られにくいことがあります。これはママのせいではありません。
母乳が出ているかの判断は難しいもの。「悩むこと」が辛いので、少しでも気になったら助産師さんや産科の看護師さんに相談し、様子を見ながら一緒に考えていきましょう。
〈参考文献〉
妊娠前のおっぱいの大きさとは関係ありません。
妊娠前に小さくても、妊娠中、そして産後に大きくなります。また、母乳は飲まれている最中にどんどん作られるものです。おっぱいの大きさは人によってさまざまですが、大きさに関わらずほとんどの人が問題なく授乳できるとわかっています。
〈参考文献〉
授乳以外の時間は自分の時間と思うかもしれませんが、生後6ヶ月の赤ちゃんを育てるママが子どもを持って負担に思うことは、「自分の自由な時間が持てない」(56.5%)がトップです。授乳が仮に1回約30分×8−12回/日とすると、授乳だけで4-6時間も必要です。そこに、オムツ替えや寝かしつけ、沐浴などがあります。しかも、抱っこで寝てくれても、布団に寝かせると起きてしまうことは珍しくなく、時間はあっという間に過ぎてしまいます。
〈参考文献〉
よくあるトラブルは乳頭にキレツや水ぶくれ、血マメができることです。また、乳腺炎になるママも珍しくありません。赤ちゃんの吸う力は想像以上に強いです。おっぱいの先だけ吸うと圧力がかかりすぎ、このようなトラブルがおきてしまうのです。1回の授乳でなることもあるので、乳輪をできるだけ含み、圧力を分散させるようにしましょう。
乳腺炎は母乳を飲み切れなかったり、乳頭から細菌が入るなどが原因で起こります。
〈参考文献〉
ちょっとしたコツがあります。赤ちゃんとママのお腹を寄せ合い、赤ちゃんのお口が大きく開いた時に、できるだけ多く乳輪を含ませましょう。赤ちゃんが乳首の先だけ吸わないようにするのがポイントです。ただ、首の座っていない赤ちゃんを抱っこするのも不安なママが、お腹を寄せ合うのも大変です。是非、産院の助産師さんや看護師さんにチェックしてもらいましょう。
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〈参考文献〉
違います。赤ちゃんが泣く前に与えることがストレスのない授乳のコツ。そのためには、赤ちゃんからのサインをキャッチすることが大切です。
赤ちゃんは泣くと舌を上にあげてしまい、乳輪を多く含んで飲むことが困難に。そうすると、乳首の先だけ吸われてママの負担にもなります。また、ママは焦って心も疲れてしまいます。赤ちゃんがはっきりと目覚め、動きが活発になったり、むずがったり、口を開けたり、おっぱいを探す素振りをしたら、ママはおっぱいの準備をし始めて、落ち着いて授乳しましょう。ミルクの赤ちゃんも同じタイミングです。
〈参考文献〉
大丈夫です。母乳には、飲ませ始めに出る脂肪分の少ない「前乳」と、終わりごろに出てきて成長や発達に必要な脂肪分が多い「後乳」があります。短時間でおっぱいを変えるよう説明されることがありますが、そうすると前乳ばかり飲んでしまい、赤ちゃんは満足感が得られなかったり体重が増えなかったりすることがあります。両方から飲んでもらうのがベストですが、片方で終わった場合、次の授乳は反対からしましょう。また、授乳毎に最初に与えるおっぱいを変えましょう。
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〈参考文献〉
夜間の平均授乳回数は、産後1ヶ月で3.5±2.2回、産後半年で2.6±1.7回です。個人差が大きいですが、夜間の授乳はしばらく続きます。そのため、母乳であれば添い乳をしたり、ミルクであれば準備や後片付けを工夫し、夜間の授乳を乗り切りましょう。また、日中にママが休息をとれるよう、できるだけ家事をサポートしてもらいましょう。
〈参考文献〉
・ミルクを溶かすお湯は70度以上
・作ってから2時間たったミルクは飲まなくても捨てる
粉ミルクは無菌ではありません。特にエンテロバクター・サカザキ菌という菌が、製造段階でも開封後でも入りやすいとわかっています。そのため、70度以上のお湯で溶かす必要があります。ただし、飲ませるときは人肌に冷まして。また、作ってから2時間以上たったミルクは捨てましょう。菌は計量スプーンにも付くことがあるので、使う物は清潔にしましょう。
〈参考文献〉
大丈夫です。2018年8月、乳児用液体ミルクの製造・販売が可能になりました。液体ミルクは高温滅菌済みのため常温で保存可能、調乳の手間が入りません。保育者の体調が悪い時、夜間や共働きで時間が限られている時に簡単に授乳ができます。災害時の備えとしても活用できます。ピンチの時に上手に利用したいですね。
〈参考文献〉
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出産前に育児について
学びましょう!
こんにちは。
e両親学級 子育て教習所です。
私達の調査で産前産後のイメージギャップが育児不安に関係することがわかってきました。
そこで、少しでも大変さを理解し、ギャップを埋めるためのカリキュラムを作成しました。
京都大学の専門家の方々がエビデンスに基づいた最新の情報をお届けします。
是非パートナーと一緒に学び、楽しいチーム育児ライフを送りましょう!
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育児をするうえで大変なイベントの一つが、予防接種。わが子に何回も痛い思いをさせるなんてと心を痛めたり、ワクチンをうって大丈夫かなと不安になることも。事前に予防接種について知っておきましょう。