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予防接種
多くのママは、予防接種の種類の多さに驚くでしょう。しかも、一種類でも複数回受けることがあるので、次から次へと予防接種を受けている感覚に陥ります。私の場合、予防接種の副作用が心配であることに加え、受診回数の多さで気分が落ち込みました。
予防接種のためとはいえ、小児科では、風邪をひいて受診している子どもとも同じ空間で過ごさなければなりません(小児科によっては予防接種の時間帯が決まっていて、一般の受診と区別しているところもあります)。
そのうえ、そもそも約束の時間に間に合うように準備をして出発するということ自体が大仕事だったのです。授乳のタイミングを考えて受診しないと行く途中に泣いたり、出発直前にうんちをされたり、着替えた直後に吐いたりと何かと手間取ることが多かったのです・・・。また、注射を打って泣いている息子を見るだけでも辛く、その上、予防接種をした後は、副作用の観察をするため一定時間、小児科で待たなければならず、息子をあやすのが大変でした。家に着く頃には、子どもだけでなく私も疲れ切っていたのです。
このように、予防接種は赤ちゃんだけではなく、保護者にとっても大仕事。複数の種類を同時接種するかどうかは、ママやパパの考え方や負担、流行状況を考慮して決めましょう。
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出産前に育児について
学びましょう!
こんにちは。
e両親学級 子育て教習所です。
私達の調査で産前産後のイメージギャップが育児不安に関係することがわかってきました。
そこで、少しでも大変さを理解し、ギャップを埋めるためのカリキュラムを作成しました。
京都大学の専門家の方々がエビデンスに基づいた最新の情報をお届けします。
是非パートナーと一緒に学び、楽しいチーム育児ライフを送りましょう!
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予防接種の副作用が心配だった私は、医師から説明を聞く前に、WHOを始めとするさまざまな機関の情報を探しました。
特に入念に調べたのは、「予防接種の副作用」「病気にかかった時のリスク」「同時接種のリスク」について。
独自の情報収集と医師からの説明で、最後は納得して予防接種を受けることができましたが、ひとつ後悔が。こういった情報収集は、「出産前にしておけば良かったな」とつくづく思ったのです。
というのも、予防接種は生後2ヶ月から始まります。
産後から情報を探し出すと、寝不足のボーッとしている頭で活字を読まなくてはならず、正直、理解しにくい状態でした。かかりつけ小児科探しと同様に、予防接種に関する情報探しは妊娠中にしておくことをおすすめします。