コラム

Column

03

睡眠

EXPERIENCE 02

振り返れば宝物!? 睡眠不足の毎日

睡眠不足の始まり:母乳、背中スイッチ、ちょびうんち

出産してからは、本格的な睡眠不足との戦いが始まりました。
出産当日は、出産の興奮が冷めず、頭の芯からゆっくり眠ることができません。「そろそろ眠りたいな」という気持ちが芽生える産後1日目からは、怒涛のおっぱいタイムです。とくに夕方から、息子の目はランランと輝き、まったく寝てくれません。

おっぱいがよく出始めてからも、息子は「超」がつくほど頻回授乳の赤ちゃんでした。夜中のおっぱいは、何回したのかわからない状態でした。しかも、おっぱいを飲んだからといって、すぐに寝てくれるわけではありません。背中にスイッチがあるようで、布団に寝かせると泣き、そしてある時は、おっぱいを沢山飲んだにも関わらず、楽しそうに目を開けたり、ぐずったり…。

しかも2人目は、頻繁に出る「ちょびうんち」や「うんち汁」のせいで、オムツかぶれを起こしていました。おっぱいのたびにオムツを替え、水につけた綿花でお尻を優しく拭き、時には洗い流し、薬をぬり、オムツをつけ…。そんなことをしていると、またくしゃみをして『ちょびうんち』(涙)。繰り返される夜中のおっぱいとオムツ替えは、辛かったです。しんどいときは主人を起こして、2時間ほど寝かせてもらうこともありました。

自分の生活スタイルの変更・工夫

このような生活リズムだったため、夜中にまとめて眠ることは、早々にギブアップしました。

息子2人とも、退院後しばらくすると、21~23時までの2時間は眠ってくれるようになったので、その時間は私も必ず眠るようにしました。ここを逃すと、1~1.5時間ごとに起きては寝て…を繰り返します。必ず21時に寝るために、私や主人の生活リズムも赤ちゃんシフトに。ご飯やお風呂を早々に終え、夜のくつろぎタイムは睡眠時間に、主人との会話は寝る前の電話へと変わりました。このように、息子たちの睡眠リズムに合わせて自分たちの生活を変えることにしました。

夜はおっぱいを飲んで起きてばかりいるので、昼間は寝てくれるのかと思いきや、そうはいきません。息子の背中スイッチの感度は良く、布団に寝かせると10~15分後にはぐずりが始まりました。布団に寝かせては、また抱っこの繰り返しです。

育児に加え、家事も1人でする必要があったのですが、このような状況で家事をするのは大変でした。洗濯を干している途中に息子のぐずりが入り、洗濯を干すだけで1時間半〜2時間。また、今まで自分のタイミングで行けていたトイレやお風呂も、息子が寝ている時間に「どうか起きないで」と願いながら行くことに。トイレは時には抱っこしながら、お風呂は息子の声が聞こえるように、浴室の扉を少し開けながら入浴するようになりました。そして、ご飯は…。ひとまず、冷凍できそうなおかずは多めに作り、小分けに冷凍しておき、お昼は作らずそれらを温めて食べました。ご飯の時間はすぐにやってきます。自分のわずかな休憩時間を確保するのを最優先に、毎回ご飯は作らなくてもいいように過ごしました。

メッセージ

子どもがギャン泣きしていて、どれだけ抱っこしても30分間泣き止まない日が1年以上は続きました。子ども中心の生活は、正直辛い時もありました。しかし、振り返ってみると育児は楽しかったですし、今も毎日ぷんぷん怒りながらも楽しく過ごしています。ママたちが、大変な日々の中に育児の面白さを発見し、それがささやかな幸せになりますように。皆さんの育児を心より応援しています。

カリキュラム

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メンバー

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出産前に育児について
学びましょう!

こんにちは。
e両親学級 子育て教習所です。
私達の調査で産前産後のイメージギャップが育児不安に関係することがわかってきました。
そこで、少しでも大変さを理解し、ギャップを埋めるためのカリキュラムを作成しました。
京都大学の専門家の方々がエビデンスに基づいた最新の情報をお届けします。
是非パートナーと一緒に学び、楽しいチーム育児ライフを送りましょう!