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授乳
哺乳瓶のおもな素材は、ガラス、プラスチック、トライタンがあります。ガラスはプラスチックに比べて、熱伝導率が高いのが特徴です。そのため、ミルクを早く冷ませることができます。しかし、ほかの素材に比べて重く、落とすと割れやすいというデメリットも。プラスチックはガラスと比べて、ミルクが冷めにくい一方で、軽くて扱いやすいのが特徴です。
こうした特徴に加えて、赤ちゃんの飲む量に合わせてサイズを選びましょう。
乳首のおもな素材は天然ゴム、シリコンゴム、イソプレンゴムなどです。素材によってにおいや柔らかさが異なり、乳首の穴の大きさや形などにもバリエーションがあります(大きさ:SS〜L、形:丸、Y字、X字など)。
退院するぐらいの赤ちゃんだとSサイズの乳首を使い、その後、体重が増えて授乳量が増えれば、ミルクが出やすいMサイズに変えることが一般的です。しかし、退院時でも、飲む力が若干弱めの赤ちゃんだと、SサイズよりMサイズを選ぶこともあります。また、一気にミルクを飲み過ぎる赤ちゃんには、穴のサイズを小さくして、時間をかけて飲んでもらうこともあります。このように、赤ちゃんの状態によって選ぶサイズは異なります。赤ちゃんの体重やパワー、飲む量や好みによって、乳首の穴の大きさを変えていくことをおすすめします。
たくさんあって悩んでしまいますが、大切なのは「赤ちゃんが適切に飲めるものを選ぶ」ということ。最後は試してみなければわかりませんが、さまざまな場面を想定して選ぶと良いでしょう。
母乳の状況によっては、哺乳瓶を使わないこともあります。そして、赤ちゃんに合うかどうかは、実際に生まれてから試してみるまでわかりません。妊娠中に買ったものが合わずに、出産後買いなおすといったことも珍しくはありません。妊娠中に用意しておいても良いですが、出産後、助産師さんや看護師さんに相談して、購入しても良いでしょう。ただし、退院後すぐに必要になる場合があるので、家族に依頼したり、ネットショップを活用したりするなどして、すぐに入手して消毒できるようにしておきましょう。妊娠中に情報収集し、商品のリストアップをしておくと、産後でも慌てずに選ぶことができるでしょう。
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出産前に育児について
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哺乳瓶を探したことがある方は、その種類の多さに驚いたのではないでしょうか?哺乳瓶と乳首それぞれ特徴があるので、生活スタイルなどに合わせて、素材や形、大きさの組み合わせで検討してみることをおすすめします。