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岡山大学病院でセミナーを開催しました。

2023年11月15日、岡山大学病院・国際診療支援センターが主催する講演会「多文化共生時代の“伝わる”コミュニケーション術~やさしい日本語×機械通訳~」に、小林一貴(エリア営業マネジャー)が登壇しました。


▲ セミナーの様子
登壇者:弊社エリア営業マネージャー 小林一貴


概要

講演では、「日本における外国人の現状」、「外国人対応時のリスクと対策」、「やさしい日本語と機械通訳」といったテーマを取り上げました。


日本における外国人の現状

統計データなどを元に、日本に暮らす外国人や日本を訪れる外国人が増加傾向にあることを示しました。


外国人患者受け入れ時のリスクと対策

厚生労働省のデータを元に、医療機関における外国人とのトラブルの原因を、「お金」「言語」「文化」に分解し、これらのトラブルを回避するために重要となるのが「情報収集」「説明」「同意」の徹底であることを示しました。
また、「対面通訳」「遠隔通訳」「機械通訳」という3つの通訳方式の特性を整理した上で、
機械(アプリ)と遠隔(人)という2つのサービスを提供しているMELONの幅広さをご説明しました。


やさしい日本語×機械通訳

日本語が持つ「主語が抜ける」と「空気を読む文化」という要素に着目して、例文をもとに日本語の難しさを再確認しました。
そして、機械翻訳を使いこなすうえで、翻訳のもととなる日本語にも配慮が必要であることを示し、そのために心がけるポイントを共有しました。


『機械通訳のコツ』
最後まで言う・・・単語だけではなく、最後まで言い切る。
文章で言う・・・主語や目的語を意識して簡単な文章を作る。
短い文章で言う・・・長い文章ではなく、一文を短くする。

上記の他、機械翻訳をよりスムーズにご使用いただくためのポイントをお伝えしました。


講演の最後には、参加者の方々に端末をお配りし、MELONを実際に触れて体験していただくコーナーも用意しました。
これまでの講演でお伝えした内容を踏まえ、参加者の皆様が実際に音声を吹きこみ、MELONによるリアルタイムの翻訳を体験しました。
さらに、翻訳結果を日本語に再翻訳しコミュニケションの齟齬を防止する逆翻訳機能や、定型文を使ったコミュニケーション、お気に入り機能、医療通訳(遠隔)、音声筆談など、MELONが持つ様々な機能や活用方法を、実際の操作画面を提示しながら体験していただきました。


情報

講師


小林 一貴
エリア営業マネジャー
医療機器/手術支援ロボット


大学卒業後、医療業界へ。下肢・脊椎のインプラントや手術支援のNavigation・Robotなど、主に整形外科向けの製品を取り扱う医療機器メーカーで医療従事者への情報提供や、手術の立ち合いを行う。
その後、コミュニケーションDXで便利な世の中を実現すべくMELON事業へ加入。


日時

2023年11月15日(水)17:00~18:00


会場

岡山大学 鹿田キャンパス内 臨床講義棟2階 第2講義室


関連リンク

岡山大学病院 | 国際診療支援センター 講演会開催のお知らせ

  国際診療支援センター 講演会開催のお知らせ | お知らせ | 岡山大学病院 おかやまだいがくびょういん OKAYAMA UNIVERSITY HOSPITAL 岡山大学病院(おかやまだいがくびょういん)公式サイト。岡山県岡山市と鳥取県東伯郡三朝町にある医科,歯科を有する特定機能病院。英文表記は,OKAYAMA UNIVERSITY HOSPITAL。 岡山大学病院 おかやまだいがくびょういん OKAYAMA UNIVERSITY HOSPITAL


お問い合わせ

セミナーの開催をご希望の方は、こちらまでお問い合わせください。

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